JavaOne Tokyoレポート3日目

JavaOne最終日。3日目はちゃんとしたメモ帳を買い、しっかりとメモをとってきました(遅)。
ってことで3日目はちゃんと資料があるのでしっかりと書きます。
それでは受けたセッションを列挙して説明していきたいと思います。
3日目も書く量が多いので順次追記になるかもしれません。

まず一つ目
「"日経システム構築プレゼンツ" 開発現場へのO-Rマッピング・ツール導入の実態」
「なぜあなたはJavaオブジェクト指向開発ができないのか」を書いた小森氏のセッションです。
O-Rマッピングツールを実際の開発に使用した場合のコスト等のデータを詳しく説明されてました。ちなみにここで使用したO-RマッピングツールはHibernateだそうです。
素でO-Rマッピングツールを使った場合、企業で開発している大規模アプリケーションとなると大量のマッピングファイルを書かなければならないため、結局書くコードの量は逆に増えてしまうんだそうです。
ではどうすればいいのか。その問題点の解決には、やはり自動生成ツールを使うのだそうです。ここで紹介されていたのはXDocletです。

そして、興味深かったのがO-Rマッピングツールを使用する上での注意点です。
とにかく、O-Rマッピングツールを使っていても背後にあるRDBMSを意識することが大切なのだそうです。
確かにO-Rマッピングツールを使うと背後にあるDBを余り意識しなくなります。しかし、システム全体の設計を見直した上でO-Rマッピングツールを使用しないと、思わぬところでつまづくケースがあったみたいです。

さて、小森氏は最後にHibernateの使用を継続するよりもS2DAOをこれから使って行く予定なのだとおっしゃっていました。
S2DAOは基本的にマッピングファイルを書かずに、DBのカラム名とBeansのフィールド名を合わせれば、マッピングされるというものです。また、柔軟性があり、そのまま直にSQL文を書き込むこともできます。

次ー。
「Web アプリケーション開発におけるソースコード自動生成技術の適用について」

爆弾投下。
アプレットよみがえる、アプレットを活用した教育実践」

飛び入り。
「Implementing the New Web Services APIs in the Java・ Platform」

JavaOne最後のセッション。
JavaGUIのランデヴー 〜 JavaがFlashやAjaxとよりよく付き合うために 〜」